みなさん、こんにちは！

バンタンESL上級の授業では、英語でデザインを学ぶことを主旨としてカリキュラムを組んでいます。
デザイン理論、カラー理論、ドローイングに加え、バンタンESLではデザイン英語と呼ばれる、デザインを英語で学ぶプログラムがあります。今回ファッションイラストレーターであるPrezemek(プシュメク）講師によるバンタンESL上級者向けの「コラージュメイキングについてのワークショップ」がありました。

プシェメク講師は世界各国の雑誌（VOGUE、Nylon, Harper's Bazaar, NUMERO, Elle Japon)やオンラインマガジン(Hint Magazine)に掲載された実績を持ち、ヨーロッパの美術大学・大学院で学んだ建築学と、ロンドン・セントラル・セントマーチンズで専攻したファッションを融合させたファンタジーにあふれる世界を描くイラストレーターです。

作品の例はこちら。



<Harper's Bazaar>







プシェメク講師の第1回授業では、まず今までに製作した作品、携わってきたプロジェクトをプレゼンし、クライエントのニーズと、自分がデザインを通して伝えたいことをどのように総合させて最終的なプロダクトを作っていくか、そのプロセスを説明しました。

　　

次回の授業では、受講生は対照的なテーマをひとつ選び、その抽象的なテーマから想像するコラージュを製作していきます。それまでの課題として、コラージュで使用したい材料を集めることが宿題です。その際に気をつけることとして、デザイン英語で習った「デザインの要素」を考えながら集めることに注意してほしいとプシェメク講師は付け加えました。例えば、「Feminine & Masculine (フェミニン・マスキュリン)」という抽象的なテーマから、たとえばFeminineは手ざわりは「やわらかい」かんじ、形でいうと「丸い」、色でいうと「ピンク」などテーマから思い浮かぶ言葉やイメージを表す材料を集めます。



「色々な素材はどこで見つけたらいいか？」という受講生の質問に対し、日常生活の中でもさまざまな質の素材をいつも使っているはず。例えば、チョコレートの銀紙やラッピングに使われる包装紙、新聞や、封筒の厚みのある素材など、わざわざ文房具点に行かなくても手に入るものがたくさんあるから、普段からインスピレーションの元になるものを集めて置くおくことが大事。個々の思いや感情を書き留めるノートや日記、写真を集めるスクラップブックなど、習慣にしておくと今後役に立つと、デザイン理論の西村講師が先日受講生に伝えたことに加えて、普段からアンテナを張っておくことが大事だと感じました。

さて、次回の課題テーマですが、プシェメク講師の提案リストとして「silent & noise」（静けさと騒々しさ）、「black & white」(黒と白）、「inside & outside 」(内側と外側）などの異なるテーマがあげられています。この中から選ぶとしたら、みなさんだったらどのテーマに興味がありますか？また、どのような製品やデザインの要素と関連させるでしょうか？

<関連リンク＞
プシェメク講師の過去の作品はこのホームページからご覧ください。および受賞暦やプロフィールはこちらのページからご覧ください。（ロンドンの人気ブロガースージー・バブルとコラボレーションしたようすなど、詳しく知りたい方はブログへ）

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