Parsons Admissionsブログに、AASプログラム ファッションデザイン学科在学中のSam Mugliaさんのインタビューがアップされています。夏休み中のインターンシップについてお話されています。

以下、インタビュー記事の和訳。



Q.1: あなたまたはクラスメイトは、この夏休みのインターンシップから何を学ぼうと考えていますか？
A.1: インターンから何を学びたいかは人それぞれだけど、多くはファッション業界がどのような世界かを知るためですね。また何人かは自分の技術を更に磨きたいとか、他にはそのインターンがそのまま卒業後に仕事になれば良いなと思ってやっているという感じです。自分のことで言えば、縫製技術を学ぶことで将来のデザイナーとしての基礎固めが目的です。ブルックリンでスタートした新しいブランドからDiane von FurstenburgやRalph Laurenなどのビッグネームまで、この夏クラスメートは様々な所でインターンをしています。


Q.2: インターンではどのようなことをしていますか？またどういう経緯で始められましたか？
A.2: 前職のコスチュームデザイナー時代に、テイラーのArturさんに出会う幸運に恵まれました。Arturさんは私が一緒に仕事をしたすべてのデザイナーが口を揃えて「アメリカで一番のテイラーだ」と言うほどの本当の職人です。彼はスーツやジャケットのスペシャリストであり、ベーシックな2ボタンスーツからとっぴなデザインのものまで何でもこなします。彼の仕事は主に舞台や映画の衣装製作であり、彼の腕前を聞きつけた衣装デザイナー達がこぞってデザインを彼に縫製を依頼しています。
私はそこでArturさんの弟子としてインターンさせてもらっています。インターン一日目に彼と彼のアシスタントのTovaさんは、Arturさんも14歳のときに同様に師匠からされたように、私の指にテイラー用の指貫を付けるというテイラーとしての修行をはじめるときにする儀式をしてくれました。私は特別な世界に仲間入りした気分でした。


Q.3: インターン先でのSamさんの仕事はなんですか？また、そこから学ぶことは何でしょうか？
A.3: 今、私は週4回Arturさんの下で修行しています。毎日、自分の手縫いまたはミシン縫いの技術向上のために練習に励んでいます。そして、もうすでに器用になってきました。クラスメイトのAlysonもここでインターンしていますが、Arturさんは縫製技術が向上するように、毎週小さめのプロジェクトを私たちに与えてくれます。そして、それが出来るようになったら仕事の手伝いをします。例えば、昨日はハリウッド映画の衣装のファスナーの縫いつけを任せられました。

夏の間、短い期間ですが出来るだけ多くの技術を学びたいと思っています。また、Arturさんから学んでいる技術はすばらしいものですが、それ以外にも多くのことを彼から学んでいます。クリエイティブなプロセスの奥深くにある、何て言うんだろう、布地を完璧に縫うことに黙々と集中した先にある調和っていうのかな、言葉ではうまく説明できないけれど、そんな感じのすばらしいことを学んでいます。そして、自分もその才能があるんじゃないかなと思い始めています。


元記事はこちら→　http://parsonsadmissions.wordpress.com/2012/07/27/aas-interview-sams-fashion-design-internship/

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