パーソンズアドミッションブログに、ニューヨークのパーソンズからパリのパーソンズ提携校へ留学した学生のインタビューがアップされています。なぜ、留学はおすすめなのか？経験者からの話を交えて紹介しています。留学を考えている方にとって興味深いと思ったので、ここで紹介したいと思います。

以下、記事の和訳です。

ニューヨークはとても忙しい街なので、たまにはブレイクも必要ですよね。それだったら、1学期間、いや1年間休学を取って、ロンドン、パリ、ベルリン、シドニー、またはアイスランドに留学はいかが？パリは世界中のすばらしいデザイン＆アートスクールとの提携プログラムなど、様々なオプションも用意されているので、留学生にとってはとても良い環境です。先日、パリの1学期間の留学から戻ってきたDesign&Managementの4年生のAndrea Pardoから色々お話を伺ってきました。

Lauren Davis: こんにちは、Andrea!　1学期間のパリ留学を終えて、ニューヨークに戻ってホッとしてると思うけど、どの学校で、どれくらいの期間留学していたのか聞かせて。
Andrea Pardo: パリにあるパーソンズの提携校のEnsci Les Ateliersへ、3年生の春学期の間留学しました。時期は1月の終わりから7月の初めまでです。

LD: 留学しようと思ったきっかけは？
AP: 私はニューヨーク育ちで、パーソンズの学生であることにとても満足しているけれど、デザインを違った見方から勉強したかったし、それによって視野が広がればと思ったから。そして、パリはずーっと憧れていた街だったし、高校生の時もフランス語を一生懸命勉強してきました。パリの学校ではすべてフランス語での授業だったので、それがとても役に立ったわ。

LD: 留学を実現させるために、どのような準備が必要だった？
AP: 留学にはまず、パーソンズの留学課での面接や、アドバイザーからのあなたがパリでやっていけるという承認などの審査があります。それに加えて、推薦状も必要で、パーソンズから留学への承認が出た後、ビザ申請などの手続きがあります。

LD: 留学中で一番印象的だった経験は何？
AP: バックパックでイタリア、スペイン、アムステルダム、モロッコ、イギリス、スコットランドなどに旅行できたことはすばらしい経験だった。だけど、やっぱり一番の経験は、母国語ではなく、全く違う文化という、自分の今までの経験とは全く違ったセッティングの中で、自分の作品をプレゼンできたことですね。



LD: 本当にすばらしい、うらやましい位の経験ができたみたいね。留学はやっぱりオススメできる？
AP: もちろん、オススメできるわ！なぜなら、すばらしい人との出会いや留学しないと経験できないことなど沢山あるから。自分を違う環境や異なる考え方に触れさせることは、デザインに対して違った見方ができるだけではなく、世界に対する見方も変わるから、必ず自分にとってプラスになるの。留学先の文化に長期間どっぷり浸かるから、観光客とは違う経験ができるわ。留学することは、自分をその土地の生活、文化など様々なことに合わせないといけないので、ニューヨークしか知らなかった私にとっては世界にはもっともっと色々なことがあるんだ、と気付かせてくれた。

LD: 最後に、留学に今一歩踏み出せない生徒にアドバイスを。
AP: 留学するための手続きは大変だと思うときがあったけれど、その先にある色々な出会いや経験を考えたら、それに見合う価値は必ずあるわ。私にとっては、その後のパーソンズでの最終学年を迎える前にとても良い刺激になったし、何よりこれからの自分の作品のインスピレーションになったわ。

以上で記事を終わります。
やはり、留学する学校での勉強も大切ですが、その国で長期間生活し様々な人との出会いがとても重要だということですね。私は東京からニューヨークに留学しましたが、パーソンズで学んだこともさることながら、ニューヨークでの生活＆出会いは今でも人生で一番の財産だと思っています。


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