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パーソンズニュース

Nov 01 ,2014
【パーソンズニュース】発想し続ける:クリエーションのスランプを避ける方法

2012年にニューヨークを拠点とするシンクタンクCenter for an Urban Futureが発表した「DESIGNING NEW YORK'S FUTURE」によると、ニューヨークは他のアメリカの都市が輩出する2倍程のデザイン&建築系大学卒業生を輩出している。そして、その卒業生の2割近くは起業しているので、これからのニューヨークの更なる経済発展に貢献する重要な役割を担うだろうと予想されています。

これまでのデザイナーの仕事はクライアントから与えられた課題を解決することですが、それだけではこれからのデザイナーとしては及第点で、クライアントの気が付いていないことを提案できることが大切です。そして、更には自ら問題を探し出し、それを解決するスキルが独立起業マインドなデザイナーには必須であります。

正答の無いデザインの世界では、コンセプトがデザイナーの出す答えの評価を決めるものさしになります。パーソンズ大学ではこのコンセプト作りにとても時間をかけて、技術的なスキル以外の自分の考えをしっかり持った次世代のデザイナーを育てています。アドミッションズブログに、このコンセプト作りにとても大切なインスピレーションを得るためのヒントが記事になっていますので、ここで紹介したいと思います。

以下、記事の和訳になります。NK
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Keeping Inspired: How to Fend Off Creative Block

By calliejensen / October 21, 2014


パーソンズ大学は「コンセプチュアル(概念的な)スクール」として良く知られています。でも、どういう意味?どの分野を専攻するかによって、使うツールや素材などが大きく変わってきます。例えば、ファッションデザインであれば、様々なテキスタイルや装飾、プロダクトデザインであれば、色々な金具や工具、コミュニケーションデザインであれば、印刷やプリントメイキングの色々な技術と言った感じに、分野によって延々とリストは続きます。しかし、デザイナーはどのようにこれら素材、プロセス、技術などを使って新しいフレッシュなものを作り出しているのでしょうか?それは、それらにまつわる色々なコンセプトを調べ、コンセプトを創り、そしてそれを更に発展させることで可能にしています。

コンセプトとは、個々の生徒をユニークたらしめるインスピレーションの糸のようなものです。パーソンズの素晴しい所は、多くの学生が在籍しているにもかかわらず、そして似たようなプロジェクトに取り組んでいるにも関わらず、いつも全く違う作品が出てくることです。これがパーソンズ教授陣がコンセプト主体の発想に力を入れる理由です。しかしながら、学生は毎学期、数々の課題を抱えながら発想のスランプに陥ることも良くあることです。幸運にもインスピレーションは色々なカタチで舞い降りるので、ここで私なりの、このニューヨークでクリエイティブ脳になるためのヒントを紹介します!


[Charles James at The Met]


時には純粋に美しさからデザインインスピレーションを得られる場合があります。デザイナーの仕事の多くは問題を解決することですが、その問題からインスピレーションを得られないのならミュージアムに行くのも良いかもしれません。パーソンズの学生であれば、ニューヨークの多くのアートやデザインミュージアムに無料、もしくは格安で入場できます。メトロポリタン美術館MOMA(ニューヨーク近代美術館)は、学生が頻繁に来れるように寄付金(任意の金額なので、いくらでもOK)で入場できます。影響力の大きいミュージアムがすぐ近くにあることの良い点は、もちろん素晴らしい常設展示があることももちろんですが、本当に素晴しい企画展が数多く開催されることです。この夏にもメトロポリタン美術館での「Charles James: Beyond Fashion」やホイットニー美術館での「Jeff Koons: A Retrospective」などが開催されました。どちらも、教授や同僚の間でとても評判になっていた企画展で、いつも励みになります。でも、勘違いしないで、どんな理由であれ美術館でみたままコピーすることを薦めてるわけではなく、このような美術館に足を運ぶことでアートやデザインの世界でどのようなことが起きているかを知り、それらをふまえて自分なりの新しい革新的な作品を作るのです。


[Bell Hooks in Conversation with Cornel West at The New School ! Photo by Stephanie Leone (BaBfa student)]


他には、社会政治学的課題から着想したコンセプトをエネルギーに想像力を掻き立てられる人もいます。ニューヨークでは至る所に、ニューヨーク・タイムズからニューヨーク公共図書館まで、情報が溢れていています。また、ニュースクールには素晴らし情報リソースがあり、情報が手に入らないという言い訳は通用しません。ニュースクールの傘下にあるパーソンズは、社会に深く関わる大学として知られています。この大学では公共に開放した重要なレクチャーシリーズをしばしば開催したり、政治的なアートや文学などの展示会も開催しています。事実、最近、新設されたUniversity Centerの講堂で作家/フェミニスト/社会活動家のベル・フックスをホストに、1週間に及ぶ様々なゲストを迎えたトークショーが開催されました。キャンパス内でこのようなイベントが開催されることで、アートやデザインの枠組みを越えて、世界で今何が起こっているのかを知ることができます。



最後に、ストレスが何と言っても一番の創造力低下の原因の一つです。適度なストレスはキツイ締め切りを乗り切る為のパワーになりますが、強いストレスは創造を止める最悪の原因になります。ヴィレッジエリアの大学に通う素晴しいメリットの一つに、気分を切り替える為のアクティビティが近くに沢山あることです。私は良く自然からインスピレーションを得るので、公園に行ったり、散歩中に周りを観察したり(ただ単に目的地へ行くだけではなく、寄り道したり)、そのような活動が新しいインスピレーションを継続的に得る手助けになっている。スローダウンすることが大切です。ランチにワシントン・スクエア・パークまで足を延ばしてみたり、アップタウンのワシントン・ハイツにあるクロイスターズまで出かけたり、ブルックリン・ブリッジを自転車で渡ってみたり、時間を見つければニューヨークには色々なリラックスできる場所や活動が沢山あります。ほんの少し時間を見つけていつもの風景を違った見方で見れば、素晴しいインスピレーションが得られるでしょう。

ここで言いたかったのは、コミュニティーや大学、そしてニューヨークにはクリエーションのスランプを避けるための、言い訳できないほどの色々なことが沢山あります。他にもヒントがあったらコメントで教えて下さい!

元記事はこちら

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