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デザイン留学情報

Jun 05 ,2015
【デザイン留学情報】海外美大留学希望者必見!出願に必要な「ポートフォリオ」って何?評価の高いポートフォリオを準備するには?

 

海外の美大やデザインスクールを受験するときに必要になるのが、「ポートフォリオ」と呼ばれる自分の今までのアート&デザイン制作の活動をまとめた作品集です。美大やデザイン&アートの専門スクールの卒業生であればポートフォリオがどのようなものかは知っていると思いますが、高校生やデザイン業界へキャリアチェンジをしようとデザイン留学をしようと思っている方には、そもそもポートフォリオが何なのか、また、どのようにポートフォリオを準備したら良いか色々不明点が多くあると思います。

 

海外の多くの美術大学ではポートフォリオ準備ガイドラインが公開されています。今回はそれを紹介しながら、どのようなポートフォリオが評価が高いのかを明らかにできればと思います。

 

 

まずはお膝元のパーソンズ大学では、4年制のプログラムではポートフォリオ提出があります。※バンタンと提携している2年制のAASプログラムではポートフォリオ提出は必須ではありません。以下、パーソンズ大学ホームページでのポートフォリオについての説明です。

 

ポートフォリオ提出するポートフォリオは必ず「SlideRoom」を使ってください。新入希望者は8~12点を選び提出すること。ポートフォリオには、ドローイング、ペインティング、写真、デジタルメディア、デザイン、3D作品、ウェブデザイン、アニメーション、動画、その他デジタルメディアなどを含めても良いです。編入希望者は、専攻分野の作品を8~12点まとめて提出しなさい。”

 

あまりにざっくりしていて、全くポートフォリオ制作の参考にはなりませんね。「何でも良いから10点くらい見繕って提出して!」というだけですね。

 

 

それでは、同じニューヨークにある立体系(建築、インテリアデザインなど)の名門私立大学プラット・インスティテュートを見て行きましょう。ホームページには「Portfolio Advice」というポートフォリオ制作にあたってのQ&A式のpdfファイルが公開されています。

 

まずはポートフォリオ提出概要から、

 

ヴィジュアルポートフォリオ:あなたの一番良いと思う作品の12~20点を提出してください。セレクションは色々なメディアやアプローチを含めてください。過去の学校課題、もしくは自分で制作した作品やコラボレーションして制作した作品なども含めて良いです。希望専攻分野の作品に限定する必要はなく、ペインティング、ドローイング、彫刻、陶芸などの作品を含めても良いです。加えて、3~5点のオブザベ-ショナルドローイングを提出してください。オブザベ-ショナルドローイングとは、例えば、風景画、静物画、自画像、人体ドローイング、インテリア空間などです。他のアーティストの作品の模写(アニメ、漫画、ビデオゲームキャラクターデザインなども)も含めて、写真を模写したものは含めないでください。”

 

そして、Q&A式「Portfolio Advice」からの注意点、

 

私のポートフォリオは提出概要に沿っていますか?

とても簡単な質問だと思いますが、以外にも多くの出願書類やポートフォリオが指定された方法や手順に沿っていない場合があります。もしも5点しか作品が無かったら、あなたのことを評価するためには十分ではないでしょう。また、50点もの作品をポートフォリオに含めるのであれば、あなたに編集能力が欠けているのではと思われてしまいます。

 

何らかのオブザベ-ショナルプロセスを含めたほうが良いですか?

ほとんどのアートやデザインの大学では、観察から生まれる作品の提出を求められます。プラットも例外ではありません。プラットでのほとんど全ての学びの基礎となるのが、オブザベ-ショナルプロセスです。それは、あなたの周りの世界を視覚的、また心理的の両面から良く観察し、どのように解釈するのか、そして、観察したものをそのまま複製することです。このプロセスは、クリエイションにとっても、全てのことを視覚的に理解するための土台になるものです。観察を出発点として制作することは、つまりあなたの見ていることを絵に描くことです。このポートフォリオの条件として、この観察のプロセスを通して制作していることを見せてください。画材や画法などは問いません。様々な画材や画法での技術的な習作も大切ですが、技術の先にあることの表現を試みなさい。そして、あなたが何者なのか?何を考えているのか?の問いに繋がるようなモノを表現するためにこのオブザベ-ショナルプロセスを使いなさい。いくつかの例えとしては、静物画、風景画、インテリア空間などがあります。

 

私の何をこのポートフォリオで伝えるのが良いですか?

このポートフォリオで、あなたが何者なのか?今まで何をしてきたのか?どのような意見を持っているのか?何を目標としているのか?などが伝わってくることを期待します。多くの出願者は、エッセイでこの問いを積極的に伝えることはありません。あなたの創造性とスキルを使って、これらの問いに視覚的に答えてください。私達は、あなたがリスクをとって聞かれている以上のこと、更にはもっと大きい問いに積極的に挑戦する姿勢を見たいのです。

 

幅広いスキルやアプローチを見せたほうが良いですか?

幅広い作品を見せることは、ポートフォリオの大切な役割の一つです。特定の画材、スタイル、主題など幅広く挑戦してください。また、1つの問いに100通りの視覚的な答えを導き出すアプローチをして、そのうちの3つのベストと思われる、時には失敗と思われる、ものを見せることでも良いでしょう。あなたがあらゆる問に対して、あらゆるクリエイティブな解決方法に積極的に取り組んでいる姿勢を見せてください。この出願のためにポートフォリオを制作しないこと。沢山の作品を制作して、出願時に今まで作り溜めた作品をただ編集し、プラットであなたがどのようなことを成し遂げるのかを私達に想像させるようなポートフォリオの提出を期待しています。

 

プラットは具体的にポートフォリオについての説明がありますね。次は更に詳しいガイドラインを公開しているNYの超名門校の例を見ていきましょう。

 

 

日本では余り知られていませんが、建築や芸術(美術、フォトグラフィー、グラフィック)で超名門のクーパーユニオンポートフォリオガイドラインを見て行きましょう。少々長くなりますが、良いポートフォリオを準備するためのヒントが沢山詰まっていますので、是非参考にしてください。

 

ポートフォリオガイドライン(抜粋)

ポートフォリオとは、アートもしくはデザイン(または両方)のよく考えられたヴィジュアル(視覚的)プレゼンテーションである。あなたのアイデア、リサーチ、イノベーション、スキル、制作プロセスを具体化したものである。プロフェッショナルとして必要なカバーレターや履歴書(レジュメ)同様に、ポートフォリオは常に更新され、意図的に特定の機会に向けて編集されるものである。

 

●目的と内容

ポートフォリオを制作する時に大切なことは、その目的を明確にすることである。ポートフォリオとは多くの場合就職を有利にするためのものであるが、広くは意識的な方法であなたのアイデアや表現方法を絶えず記録するためのものであり、自己探求や展覧会の機会創出、またヴィジュアルレクチャーやクライアント獲得など幅広く活用されるものです。また、大学院進学やフェローシップなどにも必要とされます。

 

自分のアートやデザインを記録する時に、今後どのようにそのポートフォリオを使うのかという、いくつかの使用目的を認識しておくことはとても大切です。これは、あなたがどのような作品を選ぶのか、そしてどの程度詳しく記録するのか、果てはどのようにそれらを見せていくかを決めるのに影響してくるでしょう。例えば、大切だと思う作品のキーとなるディテールが抜けていたなら、それの魅力を伝えることに成功しているとはいえないでしょう。同様に、歴史的なタイプフェイスデザインの学術的分析からはじまるポートフォリオであったなら、大学院の入学事務局の審査員、19世紀のタイプセッティングにフォーカスした出版社、歴史保存家などの興味を引くことでしょう。しかし、あまりに特殊であり、一般的な活用の場が見えにくいので商業的な企業向けではないでしょう。簡単に言えば、その表現形態と内容は、文脈と合致していなくてはなりません。

 

●表現形態と内容

しばしば、ポートフォリオはその目的に応じてデザインプロジェクトとして制作する。 フォーマットは多岐に渡るが、プリントもしくは「フラット」ポートフォリオと呼ばれる、作品を印刷して見せるポートフォリオ形式の場合には、作品を差し込んだり、抜いたり、目的によって再構成し直したりできるような自由度があることが大切である。ポートフォリオの形態や素材はデザインの一部であり、アートやデザイン作品のコンセプトに関連するものや美しさを際立たせるような視点で選ばれるべきである。また、形状やページ構成などもあなたの作品制作のストーリーを物語るように気をつけるべきです。

 

ユニークなポートフォリオを制作することはとても複雑な大仕事であり、その制作過程のガイドラインが色々あります。一つのアプローチとして、他人にどのように自分のプロジェクトを説明するのかをよく考えて、そしてその説明の補足をポートフォリオができるようにすることです。例えば、もしもその作品を更に際立たせる、ラフではあるが作品作りのキーとなったコンセプトスケッチがあるのであれば、それらを含めるべきです。多くの人は自分のベストな作品を選ぶのに苦労しますが、時には信頼できる友達、メンター、先生、キャリアサービスのプロなどにあなたのポートフォリオについて相談することも良いアイデアです。

 

一般的には、ポートフォリオはそこに含まれる一番弱い作品で評価されることがあるので、数少なめの厳選した作品群を詳細に渡って見せるほうが、クオリティーがバラバラの数多くの作品を見せるより良いでしょう。また、自信のある作品ではじまり、同じような強い完成された作品で終わることが一般的です。曖昧な作品を最後に持ってくることは避けましょう。どうしても尻すぼみな印象を与えてしまいます。もしも市販のポートフォリオケースを使用する場合は、ポートフォリオが未完成でよく考えられていない印象を与えてしまうので、何も入っていないページを最後に残すことはやめましょう。就職面接時には、ポートフォリオに加えて、関連するスケッチブックや小さめのドローイングを準備していくと良いでしょう。もしも、採用担当者がポートフォリオに興味を示したなら、もっと作品を見たいと思うでしょうし、ドローイングを見せることによりあなたがどのような考えを持ち、それをどのように視覚的に伝えることができるのかを見せることに役立つでしょう。

 

作品によっては文章説明が必要になる場合があります(いつもあなたが説明できるわけではないので、ポートフォリオのみで全ての説明ができることが良い)。 建築のポートフォリオでは特に必要になります。例えば、建物の目的は?、場所は?、このプロジェクトへの足がかりになった議論、そしてどのようにそれが作品に影響したのか?などは言葉とイメージで伝える必要があるでしょう。また、制作過程で生まれたイノベーションに焦点を当てることもできるでしょう。プロジェクトの制作過程などのヴィジュアル要素は、あなたがどのようにコンセプトを生み出し、それを視覚的インフォメーションとしてどのように表現したのかを見せるために使うべきです。例えば、あなたがどのようにアイデアを完成形へと導いたのか?どのようにプロジェクトを融合させたのか?などの説明に必要なスケッチモデルや参考資料など、様々な表現形態のイメージを含めることも多くあります。時にはプロジェクトの制作過程での失敗例をあえて挙げることもあるでしょう。しかしその場合は、その回り道を通して最良の解決方法の発見やプロジェクトの成功が得られた場合に限り効果的です。

 

以上で抜粋を終わります。クーパーユニオンらしく事細かくポートフォリオが何たるかが書いてありますね。

 

美大出願にあたってのポートフォリオでは、美術系の基礎スキルを見せる作品と希望の専攻に繋がるような作品を15点ほど選出してまとめ、また作品によっては言葉での補足や制作過程を見せることも大切なのですね。そして、ポートフォリオ単体としてあなたの創作活動を表す一つのまとまりとしてデザインされていることも重要なポイントです。NK

 

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