デザイン留学情報
以前このブログで紹介した、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)、ニューヨーク市立大学/ニューヨーク・シティカレッジ・オブ・テクノロジー(SUNY/CITY TECH)、マサチューセッツ・カレッジ・オブ・アート&デザイン(MassArt)などの公立大学の最大の魅力は、やっぱり学費が安いことでしょう。パーソンズなどの有名美大のほとんどは私立なので、学費だけでも約500万円ですが、公立大学であれば約200~300万円です。
今回ご紹介するロング・ビーチ・シティ・カレッジ(LBCC)は、ロサンゼルスにほど近いロングビーチにある、総学生数3万人近い大規模なコミュニティカレッジです。コミュニティカレッジは主に実務的なスキル(看護、溶接技術、料理など)を身につける目的で通う専門校のようなスクールですが、ここには珍しくファッションデザインやデジタルデザイン系の専攻があります。ホームページ上では卒業生の作品を見ることができないので、どの程度のレベルなのかはわかりませんが、他の美術大学や芸術大学への編入の足がかりとして検討する価値はあるかも知れません。学費も年間約82万円と公立大学と比べても破格の金額ですので、LBCCで2年間学び、準学士(アソシエイト)取得後に、どこかの大学へ編入して学士(バチェラー)を取得すれば金銭的負担もかなり抑えることができるでしょう。
著名デザイナーの卒業生は見つけられませんでしたが、アメリカンフットボールやバスケットボールが盛んらしく、卒業生には数多くの著名スポーツ選手がいる。
2018年現在、学費、滞在費、保険などを含めた年間留学費用は約290万円。
以下、入試概要や治安、生活費などの参考情報です。NK
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※最新情報等は必ず各大学のウェブサイトにてご確認ください。
【スクール概要】
[名称]
Long Beach City Colloge (LBCC)
[ウェブサイト]
[Youtubeチャンネル]
https://www.youtube.com/user/LongBeachCityCollege
[インスタグラム]
https://www.instagram.com/lbcitycollege/
[Twitter]
https://twitter.com/LBCityCollege
[創立年]
1927
[学校種別]
公立大学(コミュニティカレッジ)
[学生数]
25,574
[合格率]
高卒以上であれば基本的には合格する※オープンアドミッション
[卒業率]
18%
[課程]
学部課程(Associate)、サーティフィケート(Certificate)
[専攻]
ファッションデザイン(Fashion Design)、ファッションマーチャンダイジング(Fashion Merchandising)、フローラルデザイン(Floral Design)、アート(Art)、デジタルメディアアート(Digital Media Arts)、映画(Film)、デジタルデザイン&パブリケーション(Digital Design & Publication)、建築デザイン(Architectural Design)
[学内言語]
英語
[留学生比率]
1%
[その他]
・学生:教授比率は、30:1
・男女比:女:55% / 男:45%
・学生人種構成:ヒスパニック52%、白人15%、黒人/アフリカンアメリカン14%、アジアンアメリカン12%、混血4%、留学生1%、ハワイアン1%、不明1%、ネイティブアメリカン0%
【アドミッション】
[出願期間]
秋学期(8月)出願締切り:6月15日、春学期(1月)出願締切り:11月1日
[出願に必要なもの]
-GPAスコア-
オープンアドミッションなので特に規定無し。
-志望動機書-
有り。※1ページ程度
-ポートフォリオ提出-
無し。
-英語能力試験-
TOEFLibt:57、IELTS:5.5、TOEIC:550
-推薦状-
無し。
【留学費用について】
[年間学費]
$7,416(約82万円/1ドル=110円)
[年間滞在費]
$15,890(約175万円/1ドル=110円)※2ヶ月分の家賃&食費:約$2,000、個人的出費:$2500を含む
(10ヶ月間の家賃+食費:$10,200、パーキング:$60、書籍&材料費:$1,050、雑費:$80)
[学生寮]
無し。
[奨学金]
無し。
【留学生活について】
-場所-
アメリカ・カリフォルニア州・ロングビーチ
-人口-
約47万人
-治安-
2013都市別犯罪ランキングにて治安が良い方から315位/437位中(ニューヨーク196位、サンディエゴ216位、ロスアンゼルス261位、ポートランド282位、ボストン322位)
-物価-
米国内平均を100とすると、物価指数155。ニューヨークは180
-言語-
英語
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