Parsons News

パーソンズ卒業生「道路脇の掘り出し物から会社を設立」

2009/08/25

パーソンズ大学プロダクトデザイン学部の卒業生、
Amelia Cunard(アメリア・クナード)が、
“Re-Fab”(リファブ)“という、「local(地元)」と「sustainable(環境を破壊せずに持続可能な)」という
二つのコンセプトに焦点を当てた、
全く新しい家具の製作会社を立ち上げることになりました。

彼女がこのアイディアを思いついたのは、
卒業制作”Parsons 2008 A Good Life”に取り組んでいる時が最初だったそう。
この卒業制作のテーマは、
「パーソンズ大学の学生がNPOと共に社会問題に焦点を当て、製品をデザインする」というものでした。
彼女はWest Villageの道路脇に捨てられた家具を見たときに、
それを集めて新しいものをデザインしてみようと閃いたそうです。

大学生活を終えた去年の秋には、
ミラノで行われた“Social Entrepreneurship Through Design”という、
「ミラノとパーソンズ大学のプロダクトデザイン学部が提携し、
社会が必要とする製品を製作するビジネスプランの開発」という内容のプログラムに
参加する権利を得ました。

クナードは“Re-Fab”(リファブ)“の設立にあたり、
二つの会社と提携しました。
ひとつはニュージャージーにある家具製品会社で、
もうひとつは”Build It Green“というグループです。
後者は、建築現場から出た廃棄物を、埋め立て地用に運ばれてしまう前に、
工芸家や職人に材料として使ってもらえるように提供するという活動をしています。

さらに、“Re-Fab”(リファブ)“は
ニューヨークで最近増えているグリーンビジネスに投資し、支援する団体が行う
”New York’s Green Business Competition“というコンペの準決勝まで残りました。

原文はコチラからどうぞ
⇒ パーソンズ大学HP

パーソンズ大学からの最新NEWS!”The Yes Men Fix The World”

2009/08/19

7/27(月)、パーソンズ大学助教授の
アンディ・ビシュルバウム(Andy Bichlbaum)による
ドキュメンタリー映画「The Yes Men Fix The World」が
アメリカのHBOにより放送され注目を浴びました。

このドキュメンタリー映画は
ビシュルバウム氏が立ち上げたイエスマングループの活動についてのもので、
彼がパートナーであるマイク・ボナノ(Mike Bonanno)氏と共に世界中を周り
大企業の多い“偽善社会アメリカ”を暴くという内容。

イエスマングループは、WT0(世界貿易機構)、
ダウ・ケミカル、アメリカ合衆国住宅土地開発省などの有名な企業や団体になりすまし、
「アイデンティティーの訂正」(大企業の悪業を批判すること)を試みます。

このドキュメンタリー映画では、
彼らが新聞やTVなどあらゆるメディアを通して、創造的で巧みな手段を使い、
視聴者を上手く騙すことに成功している様子が描かれています。

例えばダウ・ケミカルのふりをしてBBCワールドニュース番組に出演し、
1984年のインド・ボパル工場が招いた悲劇のガス漏れ事件を
「今度こそきちんとした処置を取る」などと宣言。

また、パーソンズで行われた
「Democracy in the Age of Branding (ブランド時代の民主主義)」という
展覧会では偽物のニューヨークタイムズを印刷し、
その一面には「イラク戦争が終わる」という見出しを付けました。

このドキュメンタリー映画は10/7(水)からアメリカで上映される予定です。

このドキュメンタリー映画についてもっと詳しく知りたいかたはコチラ
⇒ 「The Yes Men Fix The World」公式HP

原文はコチラ⇒ パーソンズ大学HP

パーソンズ大学からの最新NEWS!!

2009/08/04

国際的に活躍するイラストレーター、
そしてパーソンズ大学のBFAイラストレーション学部長である、
スティーブン・ガルナッチア(Steven Garnaccia)が
児童書で有名な「3匹のこぶた」を現代建築の視点でアレンジした本を出版しました。

この本の主人公は、20世紀のアイコン的建築家であるル・コルビュジエ、
フランク・ロイド・ライト、フランク・ゲーリーの3人で、
それぞれが自身の作品であるガラスや石、モルタル、
そしてレンガなどで築かれた家に住み、オオカミに家を吹き飛ばされない様、
必死に戦うというストーリー。

さらに、建築とデザインの手引き書としても構成されており、
物語の中で実際に登場する様々なデザインオブジェクトの、
説明が記載されたページもあります。

今回の作品は以前出版された
「3びきのくま(Goldilocks ant the Tree Bears)」の
第2弾として企画されたものです。
「3びきのくま(Goldilocks ant the Tree Bears)」では、
主人公の女の子(Goldilocks)がイームズのLCW(リビングチェアメテルレッグ)の椅子で
くつろぐ様子が描かれています。

「3匹のこぶた」はコッライーニという近代アートブックの出版社により
イタリア語版と英語版が出版されています。

詳細はこちらまで⇒ コッライーニ出版(イタリア語)
原文はこちら⇒ パーソンズ大学(HP)