Parsons News

2010年度パーソンズ大学卒業制作展

2010/04/23

日本で卒業の時期といえば3月ですが、
アメリカやイギリスの大学では5月、6月に卒業の時期を迎えます。
先日はFITの卒業制作展のお知らせをしましたが、
今日はパーソンズ大学の卒業制作展のお知らせです。

今年も学生の集大成として、
4月、5月、6月でShelia C. Johnson Design centerや、ニューヨーク市内の会場で作品展示が行われています。
AAS、BFA、MFAのファッションデザイン、インテリアデザイン、
コミュニケーションデザイン、デザイン&テクノロジー、建築、デザイン&マネージメント、
環境デザイン、ファインアート、イラストレーション、インテグレイティドデザイン、
照明、写真、プロダクトデザイン全13学科を卒業する学生の作品を見ることができます。
期間中には、シンポジウムや、オープニングレセプションなども予定されています。

詳しくはこちらをご覧下さい。
ファッションデザイン科については、こちらの方のブログに詳しく書かれています。

各学科の卒業展示会日程
BFA Illustration 4/8~14
Arnold and Sheila Aronson Galleries
オープニングレセプション: 4/8, 6 PM

BFA Fine Arts, 4/18~23
Arnold and Sheila Aronson Galleries
オープニングレセプション: 4/22, 6 PM

MFA Design + Technology, 4/29~5/2
Arnold and Sheila Aronson Galleries
Anna-Maria and Stephen Kellen Gallery
オープニングレセプション: 4/29, 6 PM
MFA Design + Technology のシンポジウム「onzero」についてはこちらをご覧ください。

AAS Fashion, 5/7~13
Anna-Maria and Stephen Kellen Gallery
オープニングレセプション: 5/6, 7:30 PM

BBA and BFA School of Design Strategies, 5/7~14
Arnold and Sheila Aronson Galleries
クロージングレセプション: 5/13, 5 PM

BFA Product Design, 5/ 7~16
Schwartz Fashion Education Center, 7th Avenue @ 40th Street
オープニングレセプション: 5/7, 7 PM -12 AM
5/8~13: 12-10 PM
5/14: 12 PM-12 AM ※ICFF(ニューヨーク国際現代家具見本市)の特別イベント予定 7 PM - 12 AM
5/15: 10 am - 10 pm ※ICFFのため、来場時間延長。
5/16: 10 am - 10 pm ※ICFFのため、来場時間延長。

BFA Illustration, 5/10~14
Art Director’s Club, 106 West 29th Street
オープニングレセプション: 5/10, 6 PM

BFA Photography, 5/12~21
Calumet, 22 West 22nd Street

MFA Fine Arts, 5/14~24
The Kitchen, 519 West 19th Street
オープニングレセプション: 5/13, 6 PM

BFA Integrated Design Program, 5/15~16
3rd Ward, 195 Morgan Avenue, Brooklyn, NY
Parsons-wide 5 School show, 5/19~24
Arnold and Sheila Aronson Galleries
Anna-Maria and Stephen Kellen Gallery
オープニングレセプション: 時間未定

School of Constructed Environments, 5/20~28
School of Constructed Environments, 25 East 13th Street, 2nd Floor
オープニングレセプション: 5/20, 3 PM

BFA Communication Design, Design + Technology, 6/1~4
Arnold and Sheila Aronson Galleries
Anna-Maria and Stephen Kellen Gallery
オープニングレセプション: 6/1

BFA Photography, 6/8~11
Arnold and Sheila Aronson Galleries
Anna-Maria and Stephen Kellen Gallery
オープニングレセプション: 6/8, 6-8 PM

MFA Photography, 8/21~9/11
Arnold and Sheila Aronson Galleries
オープニングレセプション: TBD

FITの卒業制作展がインターネットで生放送!

2010/04/17

4/26(月)、FITキャンパス内のJohn E. Reeves Great Hall にて行われる、
FIT(ファッション工科大学)の卒業制作展「The Future of Fashion」が
インターネットで生放送されます!
実際に行って見られない方には、嬉しいニュースですね。
日本時間、4/27(火)の午前10:30からコチラから放送されます。

FITの卒業制作展はファッション業界からも注目されており、
BFAファッションデザイン学科によるレディース、メンズをはじめ、
スポーツウェア、ニット、下着、子供服などさまざまな作品が発表されます。

審査員として、FIT卒業生であるCalvin Klein, Carolina Herrera(ファッションデザイナー),
Kate Betts(Time Inc.の編集者)などが出席する予定です。

この卒業制作展では、Cotton Incorporatedによる賞金2000ドルの特別賞も用意されており、
応募資格は、作品の95%以上に綿を使用すること。
さらに、カテゴリーは5つあり、「スポーツウェア」、「ニット」、「下着」、「子供服」、「フォーマルウェア」です。

また今回、初の試みとしてこの卒業制作展を、
FITのHaft Auditriumにて、3D上映することが決定。
第一回が現地時間の午後4時半(日本時間の午前7時半)、
第二回目を現地時間の午後7時半(日本時間の午前10時半)から上映されます。
ただ、こちらは、招待されたゲストのみ参加することができるので、
それ以外の方はインターネットでの生放送をご覧下さい。

FITはアートやデザイン、ビジネス、テクノジーなど様々な学部をもつ
ニューヨーク州立大学(SUNY)のひとつです。
44の専攻が、AAS, BFA, BS, MA, and MPS という幅広いレベルに分けられています。

数々の著名な卒業生を輩出しており、Calvin Klein, Norma Kamali, Francisco Costa,
Ralph Rucci, Stephen Burrows, Amsale Aberra,
John Bartlett, Nanette Leporeなどが代表です。

大学に関する詳しい内容はFIT公式ウェブサイトにてご覧ください。

パーソンズ大学教授も参加する展示会がMoMAにて開催中

2010/04/11

3/24(水)-10/11(月)までニューヨーク近代美術館(MoMA)にて
パーソンズ大学School of Constructed Environments学部の教授も参加する
”Rising Currents”という展示会が行われています。

この展示会は、ニューヨーク港の水位上昇という環境問題に対し、
さまざまなバックグラウンドを持つ専門家がその解決策を探るというものです。

温暖化など、気候の変化により海面上昇が危惧されているニューヨーク市では、
この問題を最優先課題として取り上げています。

建築家やエンジニア、設計士による5つのチームのうち、
パーソンズ大学の教授であり、また建築家でもある
David Lewes、Eric Bunge、Matthew Bairdが、
それぞれチームリーダーを担当しています。

インスタレーションでは、設計モデルやスケッチ、また分析結果などを見ることができます。

詳しくはこちらからどうぞ。

パーソンズの学生による「発泡スチロールを減らす運動」

2010/04/05

3/23(火)、ニューヨーク市教育総長であるJoel I. Kleinと
ニューヨーク市教育委員会が運営するSchoolFood(DOE)が
「Trayless Tuesday(トレイ無しの火曜日)」という発泡スチロールを減らす運動を始めました。

この運動はパーソンズ大学と、Styrofoam Out of Schools (SOSnyc)という市民団体、
そしてDOEが共同で行っており、
ニューヨーク市の公立学校にて発泡スチロールの代わりに
土の中で生物分解する容器を使用し、
ゴミ廃棄場に来るゴミを減らそうというものです。

発泡スチロールやポリエステル容器は、
分解するのに長い時間かかり、環境を汚染します。
この運動はニューヨーク市にとってとても重要な取り組みです。

昨年の春、パーソンズ大学の1年生がSOSnycの創設者であるDebby Lee Cohenの指導のもと、
公立学校の学校食堂から出た1000個の発泡スチロールを再利用し、
学年末にインスタレーションを行ないました。

 

同年の夏にはパーソンズ大学のJessica Corr教授が、
学生らとマンハッタンにあるPS19という公立小学校を訪れ、
発泡スチロールで出来たトレイから出るゴミを減らすクリエイティブな方法について取材しました。

学生らは、こういった地道な努力を重ね、
最終的に「Trayless Tuesdays」という運動を市役所へと提案したのです。
さらに、ゴミ減少に対する周囲の人の意識を高めるために、
パーソンズの学生がポスターを制作し、キャンペーンも行なわれました。

Corr教授は、「このプロジェクトで実際に公立学校に通う生徒から意見を聞き、
環境問題を一緒に考える機会があったことは、とても素晴らしいことだと思います。
私たちのさらなるミッションである「デザインを通して、環境を変えていく」ということを、
「自分たちの周りから実行できる」と公立学校に通う学生たちに思ってもらえる
良いきっかけになればいいと思います。」と述べています。

現在ニューヨーク市の公立学校で使用されているポリエステル製のランチトレイは、
4/13(火)より毎週火曜日には、土を原料とした、紙製のものと取り替えられることになります。
学校は朝食を出すときにも、この紙の容器を使い始めます。
DOEは毎日約62万食の昼食と、20万食の朝食を配膳しているので、大きな変化となることでしょう。

Klein教育総長は「この運動は生徒にサステイナビリティの重要性を教え、
環境を考慮する良いきっかけになると思います。
一人一人が、自身の日常生活が環境に変化をもたらすことが出来るということを学び、
この小さな変化がニューヨーク市のみではなく地球規模での変化へと移行することでしょう。」と述べました。

今月始め、Corr教授とCohen代表は
マンハッタンの公立学校Green Schoolを、パーソンズの学生と共に訪れ、
そこの学生と共に、容器の試作品開発に取り組みました。

今回の運動は、パーソンズ大学Design Strategies学部内の
Research, Education, Arts and Design Labとがコラボレーションして企画したものです。

Design Strategies学部が、発泡スチロール問題について行ったプロジェクトサイトは
こちらからご覧いただけます。