デザイン留学情報
8回目となるニューヨークミュージアム情報、今回は私も留学中には行ったことが無い(聞いたこともなかった)Museum of the City of New Yorkを紹介します。名前からも分かるようにニューヨークシティについてのミュージアム、東京で言えば江戸東京博物館でしょうか。
ともかく今ちょうどこのミュージアムでニューヨークのグラフィティが爆発的に発生した80年代の様々なアーティストの作品を展示したエキジビションが開催されています。画家のMartin Wang氏が画材店で働きなから、当時そこで知り合ったストリートアーティストの作品をコツコツためた300点以上の個人コレクションを初公開したものです。グラフィティのコレクションとしては最大規模だそうです。グラフィティがただの落書きだった時代から、「都市をキャンバスとしたアート」として作品をアーカイブしていた人がいるということが、とってもニューヨークらしいところですね。
パーソンズアドミッションブログに来訪レポートがありましたので、以下でご紹介したいと思います。NK
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ニューヨークもようやく先週に春の訪れを感じましたね!雪が段々と解けてきて、久々に時間がとれたので、友だちを誘ってこの暖かい日を満喫しようと決めました。アップタウンを散策しようと決めた私達は、少しセントラルパークを散歩した後、Museum of the City of New York(すごい名前)に行こうと思い立った。私は一度もこのミュージアムには行ったことがなかったけれど、今開催中の「City as Canvas」をすごく見たかったのでちょうど良かった。
この展覧会では、ニューヨークのグラフィティが急速に増えた80年代のストリートアーティストの作品を見ることができます。これらの作品は画家であったMartin Wong氏(1999年没)からミュージアムへ寄付されたものです。Wong氏は80年代チャイナタウンにあるPearl Paintで働いていて、多くのローカルアーティストと友達になっていました。この時に300点以上の様々な作品を彼の小さなロウアーイーストサイドのアパートメントに集めていった。その中から、今回の展覧会では、紙、キャンバス、スケッチブック、ミックスメディアなどのグラフィティ150点の作品が展示されている。
私は今回の展覧会を見て、本来グラフィティは”不法な”行為としてあるものが、現在はとても賞賛され、認められ地位を得ていることにとても興味深く感じた。グラフィティを巡っては、それがアートなのか、それとも単に野蛮な破壊行為なのかという強い対立議論がつきまとう。議論はどうあれ、時代は確実に変わってきていて、この展覧会は最近のグラフィティ系展覧会の中でも素晴しい内容になっている。ストリートアーティストの話しであれば、バスキアやキース・ヘリングといった有名なアーティストはもちろん知っていたけれど、今まで知らなかったChristopher EllisやLee Quinonesなどの作品を見れたことはとても良かった。
City as Canvas は2014年8月24日まで、Museum of the City of New Yorkで開催されています。とってもおすすめです!
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以上で和訳を終わります。
元記事はこちら→ http://iheartparsons.com/2014/03/04/museum-hopping-city-as-canvas/
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