学校では教授から教わることも多いですが、美術大学やデザインスクールなどのクリエイティブ系の大学では同じ大学に通う学生からの影響がものすごく大きいです。毎週毎週繰り返し行われる、クラス内プレゼンを見て、同じ課題で全く違う課題アプローチを見て「あ～、あんな考え方やアウトプットもあるんだ～。」と学んだり、影響されることが多々ありました。

そのような教授陣よりもある意味重要な学生の作品を、今回から4回に分けて紹介をしていきたいと思います。
各生徒の作品に対する説明文も和訳をしましたので、作品と一緒に読んで頂ければと思います。
一回目は、ファッションデザイン学科の生徒作品を紹介します。

今回はAASプログラムの学生作品のみ抜き出して紹介しますが、こちらからパーソンズ大学全体の学生作品を見れますので合わせてどうぞご覧ください。

以下、パーソンズ大学ウェブサイトより抜き出して紹介します。NK
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【ファッションデザイン学科】
Fashion Design (AAS) / Daniel Noya
エナジーフロー（Energy Flow）


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日本の文化に影響を受けたスポーツウェアデザイン、ダニエル・ノヤの春夏メンズウェアコレクションは、新しい感覚の純粋さが特徴です。様々なアイテムで構成され、着る人がそれらを自由に組み合わせ、男女問わずパーソナルスタイルによって多様なルックスを創りだすことができます。このコレクションは、ショーツ、パンツ、ニット、Tシャツ、ボタンダウンシャツ、ジャケット、スカーフなどのアクセサリーで構成されています。

日本の扇子をモチーフに、プリーツ技術を取り入れ、作品に動きとエナジーを与えています。オリジナルのプリントには、繁栄を象徴する竹の葉と木の根、何かが移動した時にできる道のようなモノ。この2つのプリント柄を合わせて、着用者の人生の旅路の繁栄を願うという意味になっています。

これが、、、”エナジーフロー”。
www.danielnoya.com

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Fashion Design (AAS) / Suye Yang
Blue is the Warmest Color


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プロジェクト 1: 青は最も暖かい色（BLUE IS THE WARMEST COLOR）

日本の哲学「侘び寂び」にインスパイアされたこのコレクションは、例えば、着色したエッジやリサイクルされたビンテージデニムや構造の細部をそのまま見せるなどの、不完全な美のディティールに着目しています。これらのディティールによって、Suyeは作品へもっと人間的なクオリティーを吹き込んでいます。

Project 2: NYCのホタル（FIREFLIES IN THE CITY）

このコレクションはニューヨーク市の夜にインスパイアされています。Suyeは建築にシルエットを見出し、ファブリック制作とトリミングの選択はスカイスクレイパーの光に影響されています。反射素材のトリミングはこの忙しい都市の自転車やスケートボードをする人たちにとって機能的なディティールとなっています。

Project 3: 皮膚の下（UNDER THE SKIN）

このコレクションはイギリス人画家のIan Mckeeverの絵画手法にインスパイアされ、洋服の構造の常識から離れて考えました。既存の生地を買わずに、服と着用者との間に親密な関係を創りだすことを意図してテキスタイルからデザインした。表情豊かでしなやかな雰囲気に仕上がっている。

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Fashion Design (AAS) / HyunJu Park
Galaxy in space and Open your secret space


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「Galaxy in Space and Open Your Secret Space」はウィメンズコレクションであす。ギャラクシーの神秘的なエネルギー、冷たく圧倒的な力、そして美しく近寄り難い神秘性を、現代的解釈で表現しようと試みました。

ウィメンズウェアとアクセサリーの両方にある、現代性、機能性、汎用性に着目しました。メッシュ素材と革、ネオプレーン、ウールとメタリック刺繍などの素材の異なる組み合わせた。変形可能な取り外しできるフードを持つ多機能でリバーシブルタイプのジャケットは、7通り以上の着方が可能です。革製のバッグはバックパックとして、またはトートバッグとして使用可能。バッグの磁石付きのフラップはスナップで取り外しでき、トートのハンドルやバックパックとしてのショルダーストラップも脱着することができる。また、ラップトップが収納できる吸収材入のスペースがあり、外側の両面にはジッパー付きのアコーディオンパネルがある。

デザインコンセプトは「美しさと機能性の両面を持つ」。今回のコレクションでは多機能で実用性であることがキーポイント。今後の私の希望として、誠実に高品質で実用的なデザインをリーズナブルに提供していきたい。そして、機能性を持つ商品にアートを感じ取ることができるだろう。最終的なゴールはファッションを愛する人々に私のデザインを見てもらい、人生を通して新しいデザインと実用的な”クチュール”をつくり続けていきたい。

www.anesnewyork.com

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Fashion Design (AAS) / Sara Jaramillo
アイコニックな日常着（Iconic Daywear）


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デザイナー目線から考えると、洋服を着るうえで、「意図」が最も大切なポイントである。着る服を決める瞬間から、人に見せるという根本的な物語がはじまる。私は良いファッションデザインを信じられなくなった人たちにインパクトを与えたいと願っている。

機能重視の日常生活に新しい息吹を吹きこむようなデザインを考えていきたい。革新的なファブリックを上手に使い、ありのままで実際に着ることができる服、そして人々を幸せにするような服作りを目指している。

www.carlotajaramillo.com

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Vol.2/ファッションマーケティング学科生作品紹介
Vol.3/グラフィックデザイン学科生作品紹介
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