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パーソンズニュース

Feb 05 ,2014
【パーソンズニュース】パーソンズ ファッションデザイン学科 特別課外授業 / クリスチャン ディオール オートクチュール ファッションショー見学

パーソンズ大学ファッションデザイン学科のホームページの560 Parsons' School of Fashionから、ラフ・シモンズのChristian Diorオートクチュールファッションショーに招待されたAASプログラムの学生によるレポートを紹介します。

今回Diorが世界中のファッション系大学から60名の学生を招待して、パリのアトリエやファッションショー見学、アーティステックディレクターのラフ・シモンズからのアドバイスなど、ファッションデザインを学ぶ学生にとっては本当に貴重な体験を提供した。パーソンズからは4名が招待された。

以下に、ラフ・シモンズがファッションデザイナーの卵に向けたアドバイスを紹介します。

”学生の時は業界のシステムなんか学ぶ必要なんてないよ。自分が本当に信じられることだけを考えて、そして最初はそれに同調してくれる人と多く出会いなさい、それを管理してる人ではなくてね。”

以下、記事の和訳です。NK
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Falling in Love With Dior: A Story of Coincidences
/ディオールに恋に落ちて:重なる偶然のストーリー

クリスマスイブ、ファッションデザイン学科は、GPAスコア3.0以上のすべての学科生300名以上の中から抽選で、Christian Diorのゲストとしてパリに行く学生を選んだ。運良く選ばれた学生は、Cory Paglinco(BFAファッションデザイン学科4年生)、Kathleen Coltman(AASファッションデザイン学科2年)、Sehjeung (Candice) Kim(BFAファッションデザイン学科2年生)。その中の一人、Kathleenがパリでの経験を以下のレポートにまとめてくれました。
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土曜日の午後6時、私はこれが夢ではないと自分をつねって確かめつつ、重たいスーツケースと格闘しながらタクシーを拾おうとしていた。数週間前、パリで開催される2014 Spring/Summer Christian Diorのオートクチュールショー見学の当選を知らせるメールで顎が外れるほどびっくりして目が覚めた。

本当に!私が!!



パリへのフライトは瞬きしてる間に着いた感じだった。ほとんど一睡もしなかったし、興奮しすぎてアドレナリンが出っぱなしだった。空港に着くとDior専用車で迎えられ、この旅への期待やこの後2日間のイベントがどのようなものになるか、など道中で色々聞かれ撮影された。私達にとってもこの旅の日程はまだミステリーだったので、次に何が起こるかワクワクドキドキだった。

1日目の午後はChristian Diorのアトリエを見学、そこで翌日のファッションショーで披露される作品を見せてもらいました。私達の見た服は、すべて熟練した職人の技と情熱によって作られていました。でも、私の一番のお気に入りは、マカロンのように優美でカラフルなフランス菓子の繊細さと同じように服が作られるこのアトリエでした。

白いコートに身を包み作業台で黙々と制作している色々な世代の才能が素晴らしかった。そこには優れた現代の生産技術があるだけでなく、何世代も受け継がれてきた手法や技術が多く見られた。極薄の生地に真珠を閉じ込めたり、ビーズ刺繍に羽を閉じ込めたりする技術を間近に見て、もしかしたら、まさにそこで次世代に受け継がれていたのかもしれないと感じた。私はアトリエ見学を終えて、いつもは秘密のベールに包まれた業界の裏側を、チラッとでも見れたことがどんなに素晴しいことかと実感した。その日の夜は、思い思いにパリの街を楽しんだ。

翌朝、各自Diorのショーの招待状を握りしめて、会場へとタクシーで向かった。Christian DiorとLVMHは、私達がDiorの歴史の理解を深めるために、まさに1940年代にディオール自身がコレクションを発表したオリジナルのサロンのすぐ傍でCreative Dayを計画してくれた。まさにこのタウンハウスがディオールの運命の出発点だった。ディオールがDiorになる前、Philippe et Gastonのアーティステック ディレクターのポジションをオファーされていた。しかし、彼がある日、将来のことを考えながらパリの街を歩いていると何かにつまづいた。それは、rue duFaubourg Saint-Honoreの歩道にあった黄金の星だった。こんな偶然で彼は自分の名前を称したブランドを立ち上げることを決意、これがChristian Diorの誕生の瞬間だったのです。



その日の夜、雨の中、私はMusee Rodinの中庭で人生初のオートクチュールファッションショーに興奮しながら待っていた。黒い傘を片手に、ずーっと黄金の「DIOR」のサインを見つめていた。そして、開場になり中庭に敷かれたカーペットを歩いていると、傘が開かずに困っていた前に歩いていた婦人がいたので、自分の傘を少し差し出しました。お互い顔を見合わせると笑ってしまった、なんでクチュールウィークに雨が降るのよ?そんな時にエッフェル塔がライトアップされ光り輝いた。婦人の「あなたはこの辺りの出身?」との質問に、慣れないフランス語でまごまごしていると、今度は英語で彼女のパリでの生活を話してくれた。この婦人に「bonjour」と挨拶された瞬間に惹きつけられた私にとって、フランスびいきになるのにそれほど説明は要らなかった。彼女はパリはもちろん好きだけれど、もう1ヶ所心から惹きつけられる場所があると教えてくれた。それは、彼女が20代の時に住んでいたニューヨーク。偶然にも今私が住んでいる場所のすぐそばに住んでいたそう。私は「もしかしたら、いつか私は彼女のようになるのかしら」と思った。



ホテルに戻ってもショーの余韻がまだ感じられた。そして、今回の旅で出会ったDiorの新しい友人とのディナーへ向かった。Diorのディレクター/Philippe Le Moult氏をはじめ、色々な関係者との素晴しい時間を楽しんだ。ショーのこと、アトリエを見学したこと、アーカイブ作品を見たこと、そしてなにより素晴らしかったことは、クリスチャン・ディオール本人のスケッチや作品を見れたこと、もちろんその中にはあの象徴的な1947年の”ニュールック”もあったことなどを話した。

クリームブリュレを食べながら、Le Moultさんは私に、”なぜ今回あなたは選ばれたの?”と聞いた。今日のことを少し思い返して、私は、”もちろん、偶然では無いですよ。”と答えた。そして、彼はフランスにはこんな言葉があるんだよ、と教えてくれた。それは、「人生に偶然など無い、人との出会いがあるだけ。」

最後に、この素晴しい人々に出会えた偶然ではない機会を与えてくれたDiorとParsonsに感謝します。
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Kathleen Coltmanは、パーソンズAASプログラム・ファッションデザイン学科生です。彼女は、パーソンズ大学代表として、その他3名のパーソンズ生とChristian Dior Spring/Summer 2014 ファッションショーを見学した。今回のラフ・シモンズによるクリスチャン・ディオールのオートクチュールコレクションには、世界中の大学から60名の学生が招待された。
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元記事→ http://fashion.parsons.edu/2014/01/29/falling-love-dior-kathleen-coltman-visiting-christian-dior-paris/

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