デザイン留学情報
フランシス・ベーコン、オスカー・ワイルド、U2のボノの出身地と言えば、アイルランド・ダブリンです。今回紹介する「ダブリン・インスティテュート・オブ・デザイン」は、そのアイルランド最大の都市ダブリンにあります。私はアイルランドに行ったことはありませんが、アメリカには沢山のアイルランド人が移民した歴史があり、アメリカの全人口の11~13%(3500~4000万人)はアイルランド系だと言われています。毎年3月17日にニューヨークでアメリカでは最大のセント・パトリックス・デー・パレードが開催され、その日はキーカラーのグリーンを身にまとった人達がマンハッタンにあふれ返ります。私のアイルランド系アメリカ人の印象としては、巨大ビールジョッキ片手にマッシュポテトとソーセージを食べるいかつい白人というイメージで、アーティストやデザイナーというより消防士や警察官が多いのかな?という感じでした。
1991年にインテリアデザインの単科大学として当初は創立された新しいデザインスクールですが、現在は、3年制の学位取得プログラムでは、インテリアデザインの他にグラフィックデザイン、2年制のディプロマプログラムでは、それに加えてウェブデザインやファッションデザイン、また、その他1年制のサーティフィケートプログラムなど、求めるレベルに合わせて色々なコースがあります。デザイン留学でアイルランドを考える人はほとんどいないと思いますが、メジャーなイギリスやアメリカでは経済的に諦めていた方にも、訛りは強いものの英語が公用語となっているし、学費もアメリカの私立大学の1/5程度なので経済的なハードルはかなりさがります。
まだ歴史が浅く、大学規模も小さいので、著名な卒業生は輩出してないようですが、ホームページの最新ニュースには卒業生や在校生のコンペ入賞などの活躍している様子が掲載されています。
2015年現在、学費、滞在費、保険などを含めた年間留学費用は約290万円。
以下、入試概要や治安、生活費などの参考情報です。NK
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※最新情報等は必ず各大学のウェブサイトにてご確認ください。
【スクール概要】
[名称]
Dublin Institute of Design
[ウェブサイト]
[Youtubeチャンネル]
https://www.youtube.com/user/DublinInstitute
[創立年]
1991
[学校種別]
私立大学
[学生数]
300
[合格率]
N/A
[卒業率]
N/A
[課程]
学位プログラム(3年/BA)、ディプロマプログラム(2年/HND)、サーティフィケートプログラム(1年/HNC)、サーティフィケートコース(10週間、6週間)
[専攻]
学位プログラム:グラフィックデザイン(Graphic Design)、インテリアデザイン(Interior Design)
ディプロマプログラム:グラフィックデザイン(Graphic Design)、インテリアデザイン(Interior Design)、ウェブデザイン(Web Design)、ファッションデザイン(Fashion Design)
サーティフィケートプログラム:グラフィックデザイン(Graphic Design)、インテリアデザイン(Interior Design)、ウェブデザイン(Web Design)
サーティフィケートコース:グラフィックデザイン(Graphic Design)、インテリアデザイン(Interior Design)、ウェブデザイン(Web Design)、ファッションデザイン(Fashion Design)、CAD 3D、Visual Merchandising
[学内言語]
英語
[留学生比率]
N/A
[その他]
・世界トップ20インテリアデザインスクール2015に挙げられる。
【アドミッション】
[出願期間]
授業開始直前の8月くらいまで受付(授業は9月末スタート)
[出願に必要なもの]
-出願条件-
・高卒以上(23才未満が望ましい)※23才以上の場合は面接により判断。※経験により途中編入制度あり
-面接-
必要に応じてあり。
-作文-
無し
-志望動機書-
無し
-ポートフォリオ提出-
有り。以下の基準で評価する。
スケッチブック:ポートフォリオ内の完成作品の制作過程がわかる、アートやデザインの技術、デザイン思考、素材の扱い方などを含めたスケッチ。
クリエイティブ思考:制作過程のクリエイティブプロセスがわかるもの。
ドローイング:人体や静物を含めた、あなたの身の回りの環境を題材にしたライン(線)とトーン(濃淡)の習作。また、題材を反映する色々な画材や技法も含める。
ヴィジュアル課題:ライン、トーン、シェイプ、フォーム、カラー、テクスチャーを含めた、物や場所の習作。
デザインを基本とした問題解決課題:アイデアの発展、及び問題解決のスキルがわかるプロジェクトを含める。
任意課題:立体作品の写真イメージ。
-英語能力試験-
IELTS:6.0(ディプロマ、サーティフィケートは5.5以上)
-推薦状-
無し
-履歴書(CV)-
有り
【留学費用について】
[年間学費]
€6,000~7,000(約75~88万円/1ユーロ=125円)
[年間滞在費]
€14,640(約183万円/1ユーロ=125円)
[奨学金]
N/A
【留学生活について】
[所在地について]
-場所-
アイルランド・ダブリン
-人口-
約160万人
-治安-
外務省の海外安全ホームページによれば、アイルランドの治安は比較的良好。但し、スリ・ひったくりは増加傾向にあり。アイルランド(総人口450万人程度)での犯罪発生件数は約24万件、ロンドン(850万人)の犯罪発生件数(2013年)は70万件、ニューヨーク(850万人)は約19万件(2012年)、東京(1300万人)は約17万件(2012年)。
-物価-
世界の都市の物価比較サイトNUMBEOによれば、東京よりも平均7%低い。東京より生鮮食料品は3~5割り安く、外食は2.5倍、地下鉄が2倍、家賃は1~2割り高くなっている。
-言語-
英語
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