アメリカにおいて、美術・芸術大学（College）ではなく、総合大学（University）の芸術学部で有名なところと言えば、イェール大学・芸術学部、カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）芸術＆建築学部、南カリフォルニア大学・芸術学部、ニューヨーク大学（NYU TISCH／芸術学部）、などがあります。実践的な単科大学（College）よりも、総じて総合大学の芸術学部はアカデミックな雰囲気があり、芸術的才能もさることながら総合的な学力のある秀才が集まるところという印象です。

 

今回紹介するカーネギーメロン大学は、コンピューターサイエンスの分野では世界第1位にランキングされる。また、その他の分野でも世界ランキングに挙げられ、数多くのノーベル賞受賞者を排出する世界的名門校である。デザイン学科の合格率は7%とかなり狭き門であるが、ホームページにある在校生紹介ページを見ると、数多くのアジア系（中国、韓国）学生が在籍していることがわかる。

 

著名な卒業生には、ポップアートの旗手アーティストのアンディ・ウォーホル氏、デザイン会社IDEOの創設者の一人デビッド・ケリー氏、タイプデザイナーのクリスチャン・シュワルツ氏、その他著名なアーティストが多数いる。

 

2017年現在、学費、滞在費、保険などを含めた年間留学費用は約800万円。

 

以下、入試概要や治安、生活費などの参考情報です。NK

 

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※最新情報等は必ず各大学のウェブサイトにてご確認ください。

 

【スクール概要】
［名称］

The School of Design at Carnegie Mellon

［ウェブサイト］

https://design.cmu.edu/ ※芸術学部・デザイン学科

[Youtubeチャンネル]

https://www.youtube.com/user/cmudesign

［インスタグラム］

https://www.instagram.com/cmudesign/

［Twitter］

https://twitter.com/cmudesign

［創立年］

1912

［学校種別］

私立大学

［学生数］

芸術学部生&大学院生：約250

総学生数：約13,000

［合格率］

7%※デザイン学科（学部生38名合格／775出願者）

［卒業率］

88%　※6年以内

［課程］

学部課程（BDes）、修士課程（MA／MPS／MDes）、博士課程（PhD）

［専攻］

学部課程：プロダクトデザイン（Products）、コミュニケーションデザイン（Communications）、環境デザイン（Environments）

修士課程：Master of Design、Master of Professional Studies、Master of Arts in Design、Master of Integrated Innovation

博士課程：PhD in Transition Design、Professional Doctorate

［学内言語］

英語

［留学生比率］

23%※大学全体で

［その他］

・学生：教授比率は、10:1

・男女比：女：37.5% / 男：62.5%

・学生人種構成：米国民以外40.3%、白人27.3%、アジアンアメリカン16.9%、不明5.1%、ヒスパニック4.8%、黒人／アフリカンアメリカン3%、混血2.5%

・世界のデザインスクールランキング25にて４位（School of Design）

・世界のデザインスクールランキング25にて９位（Human Computer Interaction Institute）

・米トップ10 グラフィックデザインスクール ランキング４位（School of Design）

・2016年度版・世界のアート＆デザインスクールランキング50にて13位

・2017年度版・デジタルアニメーション分野での米アート＆デザインスクールランキング50にて9位

 

【アドミッション】
［出願期間］

1次出願締切り：11月1日※結果発表：12月15日、2次締切り：1月1日※結果発表：4月15日までに。

［出願に必要なもの］
－GPAスコア－

平均3.71※芸術学部

－志望動機書－

有り。

－ポートフォリオ提出－

有り。※以下のような作品で構成される15～20プロジェクト

・ドローイング

・2Dと3Dデザイン

・カラー作品

・ペインティング

・立体作品

・デジタル作品

・発明品（inventions）

・補足作品

・スケッチブック※1アイテムとして数える。含めることを強く推奨します。

身の回りのものやあなたの想像のものを問わず、色々なオリジナルのドローイングを含めてください。

作品点数が少ない場合は任意のデザイン課題を提出することも可能。

－英語能力試験－

TOEFLibt:102以上（それぞれの項目で25点以上）

IELTS：7.5以上（それぞれの項目で7.5以上）

－SAT/ACT－

SAT：650-730（SAT-ERW）、640-760（SAT-M）※トップ13%以内

ACT：32（ACTE）、31（ACTM）、31（ACTC）

－推薦状－

有り。

【留学費用について】
［年間学費］

$53,910（約593万円／1ドル＝110円）

［年間滞在費］

$18,251（約200万円／1ドル＝110円）

（寮費＋学食：$13,784、保険：$2,067、書籍＆その他費：$2,400）

［経済援助制度］
無し。

【留学生活について】

－場所－

アメリカ・ペンシルベニア州・ピッツバーグ市

－人口－

約30万人

－治安－

人口1000人当りの凶悪犯罪発生指数（全米平均3.8）が7.29なので、都市規模が小さい割に治安は良くない。全米1規模が大きいニューヨークの指数は5.78。

－物価－

北米都市別生活費ランキングにて高い方から39位（サンフランシスコ4位、NYC2位、ポートランド17位、ボストン9位）

※東京より約14%物価安

－言語－

英語

 

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その他の世界のアート＆デザイン大学の紹介記事はこちらから。

分野別のアート＆デザイン大学のリストはこちらから。

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【世界の美大＆芸大ランキング記事】

・2017年度版・デジタルアニメーション分野での米アート＆デザインスクールランキング50

・2016年度版・世界のアート＆デザインスクールランキング50

・世界のデザインスクールランキング25

・米TOP５ アート＆デザイン大学ベストインテリアデザイン学科ランキング２０１５！

・米トップ10 グラフィックデザインスクール ランキング

・グラフィックデザインの仕事に就くために知っておくべきこと

・世界の新進気鋭ファッションデザインスクール卒業生年鑑２０１５の出身大学ランキング！

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