デザイン留学情報
アメリカでは学部課程(Undergraduate)までの学位(バチェラーやアソシエイト)を提供する比較的小規模な大学をCollege(カレッジ)、そして、修士課程(Graduate)や博士課程(PhD)までをカバーする大規模な大学をUniversity(ユニバーシティ)と呼ぶのが一般的です。基本は学部課程はカレッジということですので、アメリカでは、自分の通う大学がUniversityであろうがCollegeであろうが、大学生(学部生)の場合は「I am a college student.」や「going to college.」と言うのが一般的なようです。しかし、日本ではカレッジはユニバーシティより低く見られるようで、パーソンズはカレッジですかユニバーシティですか?という質問をたまにもらうのですが、このルールで言えばユニバーシティになると思います。正直、どちらでも良いですけどね。しかし、アメリカ英語的には「I'm a university student.」とはあまり言いません。
さて、今回ご紹介するニューヨーク・ユニバーシティ(NYU)はその名の通り学生数6万人(パーソンズの10倍位)を超える大規模な大学で、その数ある学部の中の芸術学部(Tisch school of the Arts)は、エンターテインメント分野:映画、テレビ、音楽などが有名で、数々の映画監督、俳優などを輩出しています。また、近年NYU Geme Centerというゲームデザイン学科が設立され新しい時代のエンターテインメント分野での人材育成に取り組んでいます。去年の卒業式にはロバート・デ・ニーロが印象的なスピーチをするなど、やはり映画分野での繋がりが非常に強い大学です。
大学はパーソンズに程近いワシントンスクエアパーク周辺に位置しており、イースト・ウエストヴィレッジ、ソーホー、などのマンハッタンのダウンタウンエリアの中心にあり、セントラルパーク周辺のアップタウンとは違い学生街のような若い活気溢れる所です。
著名な卒業生には、レディー・ガガ氏、クリミナルマインドでおなじみの俳優マシュー・グレイ・ギュブラー氏、映画監督のマーティン・スコセッシ氏、スパイク・リー氏、オリバー・ストーン氏、M・ナイト・シャマラン氏など、音楽、映画、パフォーマンスアート分野の著名人を数多く輩出している。
2016年現在、学費や保険、滞在費などを含めた年間留学費用は約900万円。
以下、入試概要や治安、生活費などの参考情報です。NK
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※最新情報等は必ず各大学のウェブサイトにてご確認ください。
【スクール概要】
[名称]
[ウェブサイト]
[vimeo]
https://vimeo.com/tischschoolofthearts
[インスタグラム]
https://www.instagram.com/nyutisch/
[Twitter]
https://twitter.com/nyutischschool/
[創立年]
1965※NYUは1831年創立
[学校種別]
私立大学(非営利)
[学生数]※Tischの在籍数
学部生:3,163
大学院生:939
[合格率]
35.4%※NYU全体
[卒業率]
83%(6年以内)※NYU全体
[課程]
学士課程(Undergraduate)、修士課程(Graduate)
[専攻]
学士課程(4年制):ダンス(Dance)、ドラマ(Drama)、パフォーマンス学(Performance Studies)、シネマ学(Cinema Studies)、映画&テレビジョン(Undergraduate Film & Television)、ゲーム(NYU Game Center)、写真&イメージング(Photography & Imaging)、など
修士課程:芸術&公共政策(Art & Public Policy)、ダンス(Dance)、舞台&映画デザイン(Design for Stage & Film)、アクティング(Graduate Acting)、ミュージカルライティング(Graduate Musical Theater Writing)、パフォーマンス学(Performance Studies)、シネマ学(Cinema Studies)、映画(Graduate Film)、ドラマライティング(Dramatic Writing)、ITP(ITP)、ゲーム(NYU Game Center)
[学内言語]
英語
[留学生比率]
10%
[その他]
・学生:教授比率は、10:1
・男女比:女:55% / 男:45%
・世界のデザインスクールランキング25にて16位にランクイン
・2016年度版・世界のアート&デザインスクールランキング50にて22位にランクイン
【アドミッション】
[出願期間]
秋学期入学:11月1日(早期出願1/結果12月15日)、1月1日(早期出願2/結果1月15日)、1月1日(通常出願/結果4月1日)
[出願に必要なもの]
-GPAスコア-
新入生平均3.75
-ポートフォリオ(学科により必要)-
※以下、ゲームデザイン学科の必須提出物
1~2ページのパーソナルステイトメント:NYU Game Centerへの入学を希望する理由、なぜゲームを作りたいのか?、ゲームやゲームデザインについて、どのような所にあなたが一番面白いと感じるか?などを聞かせてください。
クリエイティブ課題:今までに制作したゲーム(デジタル、非デジタル問わない)、コンピュータープログラム、映画、音楽、創作文章、アート作品、ヴィジュアルデザイン、彫刻、写真、その他創作物などから1点を提出。
1ページの批評的分析:あなたの良く知っているゲームについての批評的分析。選んだゲームの1つもしくはそれ以上の側面をよく考え、洞察した分析をしなさい。単なるゲームの詳細ではなく、その代わりに、どのようにそのゲームが機能しているのかについてのあなたの良く考えられた見識を聞かせてください。
-作文-
有り。上記参照。
-履歴書/職務経歴書-
無し
-英語能力試験-
※明確な規定は無いが目安は以下の通り。
TOEFLibt:100以上
IELTS:7.5
-その他試験-
SAT, ACT, IBなどのテスト結果。
-推薦状-
Teacher Evaluation formを記入してもらえる一人もしくは二人の先生の連絡先がいる。
【留学費用について】
[年間学費]
$53,882(約593万円/1ドル=110円)
[年間滞在費]
合計:$27,237(約300万円/1ドル=110円)※パーソンズの滞在費見積を参考にした。
家賃&食費:$22,507(約248万円)、書籍&材料費:$2,050(約23万円)、個人的出費:$2,067(約23万円)交通費:$613(約6.7万円)
[学生寮]
有り。寮費:$10,000~27,000までタイプによって様々。
[奨学金]
全学生向け奨学金あり。※新入生の53%が受給、米大学では比較的少なめ。
【留学生活について】
[所在地について]
-場所-
-人口-
約820万人
-治安-
2015エコノミスト世界の安全都市ランキング10位(東京1位、ロンドン18位、パリ23位)
2014年度人口別犯罪発生率ランキング(人口50万人以上の都市)にて、ロスアンジェルス(5位)やサンディエゴ(4位)を抜いて米国内安全都市2位にランキングされた。
-物価-
2015エコノミスト世界の都市物価ランキング22位(東京11位、ロンドン11位、パリ2位)
-言語-
英語
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その他の世界のアート&デザイン大学の紹介記事はこちらから。
分野別のアート&デザイン大学のリストはこちらから。
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【世界の美大&芸大ランキング記事】
・2017年度版・デジタルアニメーション分野での米アート&デザインスクールランキング50
・2016年度版・世界のアート&デザインスクールランキング50
・米TOP5 アート&デザイン大学ベストインテリアデザイン学科ランキング2015!
・ファッション業界への近道、ファッションビジネスに強い大学ランキング!
・世界の新進気鋭ファッションデザインスクール卒業生年鑑2015の出身大学ランキング!
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