米ファッション情報サイト大手のFashionistaの「アメリカのトップ20ファッションデザイン大学ランキング」では、1位Parsons、2位FIT、3位Prattとベスト3がニューヨークのデザインスクールから選ばれていました。もちろん各大学のカリキュラムや卒業生の評価も高いのですが、それに加えてニューヨークはファッションコレクション開催地という立地条件も最新モードファッションを学ぶには最適の環境といえます。しかし、サーファー系ファッションスタイルのゆったりとしたカリフォルニアに代表されるロンハーマン系西海岸ファッションスタイルが好みな人には、今回紹介するロサンゼルスのオーティス・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン（OTIS)が候補になると思います。

 

1918年に創立され、1930年創立のアートセンター・カレッジ・オブ・デザイン、1961年創立のカリフォルニア芸術大学（CalArts）よりも歴史が長く、アメリカ西部の最も歴史ある芸術大学として長く名門の一つとして知られる。1978年にはパーソンズ大学と提携し、名前を「Otis Art Institute of Parsons School of Design（Otis-Parsons)」と変更した。パーソンズとのパートナーシップにより、ファッションデザイン、コミュニケーションアーツ、環境デザインの3つのデザイン学部が設立。1991年にパーソンズから独立し、'93年「Otis College of Art and Design」と現在の大学名に変更した。

 

著名な卒業生には、ファッションデザイナーのリック・オウエンス氏（中退）、アーティストのロバート・アーウィン氏、画家の寺岡政美氏、などがいる。

 

2015年現在、学費、滞在費、保険などを含めた年間留学費用は約710万円。

 

以下、入試概要や治安、生活費などの参考情報です。NK

 

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※最新情報等は必ず各大学のウェブサイトにてご確認ください。

 

【スクール概要】
［名称］

Otis College of Art and Design

［ウェブサイト］

http://www.otis.edu/

［Youtubeチャンネル］

https://www.youtube.com/user/OtisCollege

［創立年］

1918

［学校種別］

私立大学

［学生数］
－学部生＆院生（Full-time students）－

1,100

［合格率］

46.3％

［卒業率］※6年以内

57％

［課程］

学士課程（Undergraduate）、修士課程（Graduate）、生涯学習コース（Continuing Education）

［専攻］

建築／ランドスケープ／インテリア（Architecture / Landscape / Interiors）、コミュニケーションアート（Communication Arts）、広告デザイン（Advertising Design）、グラフィックデザイン（Graphic Design）、イラストレーション（Illustration）、デジタルメディア（Digital Media）、アニメーション（Animation）、ゲーム＆エンターテイメントデザイン（Game and Entertainment Design）、モーションデザイン（Motion Design）、ファッションデザイン（Fashion Design）、コスチュームデザイン（Costume Design）、純粋芸術（Fine Arts）、絵画（Painting）、フォトグラフィー（Photography）、彫刻／新ジャンル（Sculpture / New Genres）、プロダクトデザイン（Product Design）、トイデザイン（Toy Design）

［学内言語］

英語

［留学生比率］

16%（28カ国）

［その他］

・2学期制：秋学期8月末～12月末、春学期1月末～5月中旬

・学生：教授比率は、5:1

・プリンストンリビュー「2014年度ベストカレッジ」で米西部1位に選ばれた。

・グラフィックデザインUSAマガジンにて、国内トップデザインスクールの1校に選ばれた。

・fashionschools.comにて、米西部のファッションデザインスクールの1位に選ばれた。

・アニメーションキャリアリビューにて、アニメーション学科が米西部トップ20プログラムの中から4位に選ばれた。

 

【アドミッション】
［出願期間］

秋学期入学：出願締切り：2月15日（10月1日から受け付け）

春学期入学：出願締切り：11月15日（9月1日から受け付け）

［出願に必要なもの］
－GPAスコア－

最終学歴の成績証明書を米成績評価機関WESに評価してもらうことが必須。

基本的に最終学歴においてB評価（GPA3ポイント）以上が望ましい。

－作文提出－

あなたが重要だと思うアート作品もしくはデザイン作品を1つ選び、もしもそれが無かったらどのような世界（良くなっていた？悪くなっていた？）になっていたのかを想像してください。

 

－提出課題＆ポートフォリオ提出－

■ポートフォリオ提出（10～20作品）

- 新入生のポートフォリオ：画材や画法は問わず、次のカテゴリーの作品、しかしこれらに限定しない：ドローイング、イラスト、絵画、写真、平面デザイン、彫刻、製図、立体デザイン、時間軸（Time-based）を伴うプロジェクト（スライド、映像、サウンド作品など）。

 

－英語能力試験－

TOEFLibt79、IELTS6.5、PTE58

【留学費用について】
［年間学費］

Bachelor（学士）：$41,854（約502万円／1ドル＝120円）

Master（修士）：$42,854（約514万円／1ドル＝120円）

［年間滞在費］

$14,146（約170万円／1ドル＝120円）

［奨学金］
無し

【留学生活について】
［所在地について］
－場所－

アメリカ・ロサンゼルス市

－人口－

約380万人

－治安－

2015エコノミスト世界の安全都市ランキング17位（東京1位、NYC10位、ロンドン18位、パリ23位）

2014年度人口別犯罪発生率ランキング（人口50万人以上の都市）にて、5位にランク。NYC（2位）サンディエゴ（4位）ポートランド（7位）

－物価－

2015エコノミスト世界の都市物価ランキング27位（東京11位、NYC22位、ロンドン11位、パリ2位）

－言語－

英語

［学生寮］
－金額－

年額$9,900～$19,800（約120～240万円）※夏休み（6～8月）は除く

 

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