デザイン留学情報
米ファッション情報サイト大手のFashionistaの「アメリカのトップ20ファッションデザイン大学ランキング」では、東海岸勢(1位Parsons、2位FIT、3位Pratt)がランキング上位を占めますが、西海岸勢(5位Academy of Art University、9位Otis College of Art and Design、11位California College of Arts)も健闘しており、今回紹介するFashion Institute of Design & Merchandisingも13位にランクインしています。また、「米TOP10 ファッション業界への近道、ファッションビジネスに強い大学ランキング!」の1校として取り上げられており、ファッション業界に特化したプロフェッショナルスクールとして、西海岸地域のアパレル企業に多くの卒業生を輩出してきました。
1969年に創立と比較的新しい私立大学で、美術大学や芸術大学のようなアカデミックな雰囲気というより、実践的な専門校(Vocational School)といった印象です。専攻も細分化されており、デザインやビジネス分野で26学科あります。学生:教授の比率が高いのが気になりますが、ニューヨークに次いで大都市のロスアンゼルスで実務的なファッションデザインやビジネスを学ぶにはに良いでしょう。
卒業生には、マドンナのステージ衣装を手がけたコスチュームデザイナーのMarlene Stewart氏、また、リアーナのワードローブチームにも卒業生がいるなど、エンターテインメントのハブであるロスアンゼルスならではのチャンスが多くある。
2016年現在、学費、滞在費、留学保険(30万)などを含めた年間留学費用は約580万円。
以下、入試概要や治安、生活費などの参考情報です。NK
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※最新情報等は必ず各大学のウェブサイトにてご確認ください。
【スクール概要】
[名称]
Fashion Institute of Design & Merchandising(FIDM)
[ウェブサイト]
[Youtubeチャンネル]
[創立年]
1969
[学校種別]
私立大学
[学生数]
6,200
[合格率]
51.8%
[卒業率]※6年以内
77%
[取得できる学位]
バチェラー(学士)、アソシエイト(準学士)
[専攻]
アドバンス・ファッションデザイン(Advanced Fashion Design)、アパレル業界マネジメント(Apparel Industry Management)、アパレル・テクニカルデザイン(Apparel Technical Design)、美容業界マネジメント(Beauty Industry Management)、美容業界マーチャンダイジング&マーケティング(Beauty Industry Merchandising & Marketing)、ビジネスマネジメント(Business Management)、デザイン(Design)、デジタルメディア(Digital Media)、エンターテインメントセットデザイン&デコレーション(Entertainment Set Design & Decoration)、ファッションデザイン(Fashion Design)、ファッション・ニットウェア・デザイン(Fashion Knitwear Design)、映画&テレビ・コスチュームデザイン(Film & TV Costume Design)、フットウェア・デザイン(Footwear Design)、グラフィックデザイン(Graphic Design)、インテリアデザイン(Interior Design)、世界生産&商品開発(International Manufacturing & Product Development)、ジュエリーデザイン(Jewelry Design)、メンズウェア(Menswear)、商品マーケティング(Merchandise Marketing)、商品企画開発(Merchandise Product Development)、プロフェッショナルスタディ(Professional Studies)、ソーシャルメディア(Social Media)、テキスタイルデザイン(Textile Design)、テキスタイル生産&開発(Textile Production & Development)、舞台衣装(Theatre Costume Design)、ヴィジュアルコミュニケーション(Visual Communications)
[学内言語]
英語
[留学生比率]
6%(1.中国、2.韓国、3.インドネシア、4.台湾、5.カナダ、6.インド)
[その他]
・4学期制:秋学期10月~12月末、冬学期1月~3月末、春学期4月~6月末、夏学期7月~9月中旬
・学生:教授比率は、21:1
【アドミッション】
[出願期間]
随時受け付け
[出願に必要なもの]
-作文-
以下の質問の回答を含んだ2ページ以内の志望動機書。
1.あなたの期待、ゴール、趣味、興味は何ですか?
2.FIDMを志望する理由は何ですか?
3.志望学科のどういう所に惹かれているのですか?
4.FIDMを卒業後の目標や希望は何ですか?
※学科により要提出。
■ファッションデザイン&ニットウェアデザイン学科入試課題
ファッションにおいて何が起こっているか?また将来どのような方向に向かうのか?という問いに対するあなたの考えをまとめなさい。あなたが何に惹かれるのかを良く考えなさい。あなたが何をインスピレーションとしたのか、また、どのようにあなたのスケッチが将来のファッショントレンドを映し出しているかなど、あなたのファッション観やクリエイティブ能力を評価します。
パート1:インスピレーションページ制作
インスピレーションページとは、あなたの創作ビジョンを掻き立てる色、テーマ、スタイルなどを色々なイメージを構成して一つの画面に表現したコラージュのことです。雑誌、ウェブサイト、新聞、ポストカード、または、コスチュームやアートの歴史などの書籍から、イメージを引用してもよい。
パート2:ファッションイラスト
上記のインスピレーションページのテーマを表現したファッションイラストレーションを6点スケッチしなさい。必要であれば、PDFデータにある人体画サンプルを使用しても良い。
パート3:素材サンプル
それぞれのイラストには生地やニットサンプルなどをつけなさい。
素材サンプルは、あなた自身の持ち物や生地屋、またヴィンテージストアなどから調達してもよい。あなたの想像力を活かしなさい。
注意点として:
・綺麗でプロフェッショナルを意識したプレゼンテーションを高く評価します。
・インスピレーションページおよびファッションイラストレーションには、8.5x11インチのドローイングペーパーを使いなさい。
・水彩絵の具、マーカー、パステル、色鉛筆などを使って、スケッチに色付けすることを推奨します。
※その他の学科についてはこちらをご覧ください。
-英語能力試験-
TOEFLibt76
-推薦状-
3通
【留学費用について】
[年間学費]
$30,955(約340万円/1ドル=110円)
[年間滞在費]
$18,747(約206万円/1ドル=110円)
[奨学金]
有り※新入生の52%が受給。
【留学生活について】
[所在地について]
-場所-
アメリカ・ロサンゼルス市
-人口-
約380万人
-治安-
2015エコノミスト世界の安全都市ランキング17位(東京1位、NYC10位、ロンドン18位、パリ23位)
2014年度人口別犯罪発生率ランキング(人口50万人以上の都市)にて、5位にランク。NYC(2位)サンディエゴ(4位)ポートランド(7位)
-物価-
2015エコノミスト世界の都市物価ランキング27位(東京11位、NYC22位、ロンドン11位、パリ2位)
北米都市別生活費ランキングにて高い方から19位(サンフランシスコ4位、NYC2位、ポートランド17位、ボストン9位)
-言語-
英語
[学生寮]※民間寮の紹介はあり
無し
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その他の世界のアート&デザイン大学の紹介記事はこちらから。
分野別のアート&デザイン大学のリストはこちらから。
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【世界の美大&芸大ランキング記事】
・2017年度版・デジタルアニメーション分野での米アート&デザインスクールランキング50
・2016年度版・世界のアート&デザインスクールランキング50
・米TOP5 アート&デザイン大学ベストインテリアデザイン学科ランキング2015!
・ファッション業界への近道、ファッションビジネスに強い大学ランキング!
・世界の新進気鋭ファッションデザインスクール卒業生年鑑2015の出身大学ランキング!
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