デザイン留学情報
ちょうど私がパーソンズ留学中の1997年にイギリス・スコットランドの若者を描いた映画「トレインスポッティング」が公開された。若きユアン・マクレガー演じるヘロイン中毒のレントンとその仲間のドタバタを独特の映像美で表現したダニー・ボイル監督の出世作で、友達に連れられて観た私の記憶の中では、ドラッグの怖さと英語字幕が必要なほどのスコットランド訛りの英語が印象的な映画だった。今回はそのスコットランドの最大都市グラスゴーにある名門、グラスゴー・スクール・オブ・アート(GSA)を紹介したいと思います。
1845年創立のスコットランド唯一の公立美術大学であるGSA(グラスゴー美術大学)は、2016年度版・世界のアート&デザインスクールランキング50にて20位にランクインするなど、セントラル・セント・マーチンズ(CSM)やロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(LCF)が所属する、同ランキング5位のロンドン芸術大学(UAL)、11位のゴールドスミス・カレッジ(ロンドン大学)に次ぐ、イギリス国内でもトップクラスの名門美大です。同校卒業生であり、スコットランドを代表するデザイナーのチャールズ・レニー・マキントッシュが設計した校舎は、数あるマッキントッシュ建築作品の中でも最高傑作として知られる。
GSAはスコットランドを代表するような多くのアーティストやデザイナーを排出している。実際に卒業生から4人のターナー賞受賞者、また2005年以降の同賞候補者の29%は同校出身者である。卒業生の就職先として、ダイソン、アップル、ノキア、フォード、BBC、ソニー、他多数の世界的企業が挙げられている。
2017年現在、学費、滞在費、留学保険(30万)などを含めた年間留学費用は約450万円。
以下、入試概要や治安、生活費などの参考情報です。NK
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※最新情報等は必ず各大学のウェブサイトにてご確認ください。
【スクール概要】
[名称]
The Glasgow School of Art
[ウェブサイト]
[Youtubeチャンネル]
https://www.youtube.com/user/GlasgowSchoolofArt
[創立年]
1845
[学校種別]
公立大学
[学生数]
1,940(学部生1,580、大学院生170~80)
[合格率]
N/A
[卒業率]
96.9%(英では非常に高い)
[課程]
基礎課程(Foundation)、学士課程(Undergraduate)、修士課程(Postgraduate)、短期コース(Short courses)
[専攻]
学士課程:建築(Architecture)、コミュニケーションデザイン(Communication Design)、ファッションデザイン(Fashion Design)、ファインアート写真(Fine Art Photography)、仮想現実システムデザイン(Immersive Systems Design)、インタラクションデザイン(Interaction Design)、インテリアデザイン(Interior Design)、絵画&印刷(Painting & Printmaking)、プロダクトデザイン(Product Design)、プロダクトデザインエンジニアリング(Product Design Engneering)、彫刻&環境芸術(Sculpture & Environmental Art)、銀細工&ジュエリー(Silver Smithing & Jewllery)、動画サウンド(Sound for the Moving Image)、テキスタイルデザイン(Textile Design)、他
[学内言語]
英語
[留学生比率]
27%(EU:12%、その他:15%)
[その他]
・QS World University Rankingsのアート&デザイン部門では10位(RCA1位、パーソンズ2位、RISD3位、ロンドン芸術大学8位、ゴールドスミス・カレッジ(ロンドン大学)12位、オックスフォード大学13位、デザイン・アカデミー・アイントホーフェン19位、ニューヨーク大学22位)
・2016年度版・世界のアート&デザインスクールランキング50にて20位にランクイン
【アドミッション】
[出願締切り]
1月15日
[出願に必要なもの]
-出願条件-
高校卒業以上
-面接-
あり。遠方の場合はSkypeなどで実施。
-ポートフォリオ(E1-folio)提出-
あり。ポートフォリオサンプルはこちらから見れます。
-作文(E-Folio Statement)-
あり。500文字以内でこのポートフォリオの趣旨説明。
E-folioの準備方法はこちらから見れます。
-志望動機書-
あり。
志望動機書の準備方法はこちらから見れます。
-英語能力試験-
IELTS:5.5(全ての項目で5.0以上)※Foundation入学
IELTS:6.0(全ての項目で5.5以上)
-推薦状-
無し。
【留学費用について】
[年間学費]
£15,240(約259万円/1ポンド=170円)
[年間滞在費]
£9,000(約153万円/1ポンド=170円)※娯楽費抜きで£750/月で計算
※概算として、家賃:£350/月、交通費+個人的出費:£100/月、食費:£160/月、光熱費:£80/月、通信費:£25/月、その他:教材&材料費や遊興費などは含まず。
[学生寮]
あり。タイプにより£440~540/月。
※間取りなどの詳細資料PDFはこちらから。
[奨学金]
詳細については4月に発表。
【留学生活について】
[所在地について]
-場所-
-人口-
約58万人
-治安-
ヨーロッパで最も治安の悪い都市ランキングで第9位。イギリス内ではコヴェントリーに次いで2位にランキングされている。
-物価-
世界の都市の物価比較サイトNUMBEOによれば、東京よりも物価平均3割程度安い。外食は4割高、その他、生鮮食品や家賃などは2.5~3割安。
-言語-
英語
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その他の世界のアート&デザイン大学の紹介記事はこちらから。
分野別のアート&デザイン大学のリストはこちらから。
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【世界の美大&芸大ランキング記事】
・2017年度版・デジタルアニメーション分野での米アート&デザインスクールランキング50
・2016年度版・世界のアート&デザインスクールランキング50
・米TOP5 アート&デザイン大学ベストインテリアデザイン学科ランキング2015!
・ファッション業界への近道、ファッションビジネスに強い大学ランキング!
・世界の新進気鋭ファッションデザインスクール卒業生年鑑2015の出身大学ランキング!
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